Forever

3/4
前へ
/21ページ
次へ
あと30秒で、12時を回る。 少し待って、深呼吸をして。俺の緊張とは裏腹にテレビに食いついてる君。 俺は横にあった陽花の手を握った。強くも、弱くもない、君の一番落ち着く握り方で。 陽花は不思議に思ったのか俺の方をゆっくりと見た。 ぴたりと目があった時。 3、2、1。 「永遠に、僕の側にいてくれますか?」 「‥永遠に、側にいます」 君のいない未来は 何の意味もないから そんな悲しい事は起きないように Forever (陽花ぶさいくー(笑)) (こんなぶすでいいの?) (永遠、って誓ったでしょ) (ゆーやーあー‥!) .
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加