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あと30秒で、12時を回る。
少し待って、深呼吸をして。俺の緊張とは裏腹にテレビに食いついてる君。
俺は横にあった陽花の手を握った。強くも、弱くもない、君の一番落ち着く握り方で。
陽花は不思議に思ったのか俺の方をゆっくりと見た。
ぴたりと目があった時。
3、2、1。
「永遠に、僕の側にいてくれますか?」
「‥永遠に、側にいます」
君のいない未来は
何の意味もないから
そんな悲しい事は起きないように
Forever
(陽花ぶさいくー(笑))
(こんなぶすでいいの?)
(永遠、って誓ったでしょ)
(ゆーやーあー‥!)
.
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