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「雫?なんでここにいるの?」
「私、人気女優ですよ?ゲスト出演させて頂きます」
慶ちゃんは何も言わずに私を抱き締めた。ぎゅ、と音が聞こえるくらいにいつもより強く。
「びっくりするじゃん。でも嬉しいわけ。俺さ、雫が思ってるより雫の事大好きなの。だから‥今、ちゅーしたい」
「なんでそーなるかな(笑)でも、誰にも見られてないなら」
2人しかいない空間。口づけを交わす度、慶ちゃんに惹かれていく気がした。
この時間がずっと続けばいいな、
今、ちゅーしたい
(ね、慶ちゃん)
(ん?どーしたの?)
(中村さん見てたよ。)
(えぇ!?)
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