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西暦2050年、日本人が生活環境の改善を目的とした機動人型ロボット、通称「パーソン」を開発。その後、パーソンは世界に広まっていった。
2052年、アメリカがパーソンに武装を施し、軍事投入した。
これを契機に世界各国もパーソンを武装兵器として地方紛争に導入したため、紛争は激化し、被害は拡大していった。
2055年、新国際連合の総議長であるリチャード・D・カール議長が「パーソン禁止条例」を世界に向け発令。これはパーソンをすべて廃棄するというものであり、事態の鎮静化を図った。
しかし、新国連の遅すぎる対応とあまりにも思い切った対策に新国連を批判するものも少なくなかった。
同条例の理解を求めるため、リチャード議長は同年12月12日、スイス国内で演説を行った。
しかし、リチャード反対派が演説中にリチャード議長を暗殺。「リチャード議長暗殺事件」として世界に広まった。
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