第一章 出会い

7/26
前へ
/57ページ
次へ
「はじめまして、ユライシア王女。私は本日より宰相のお役目を賜りましたシュレイズと申します」  ユライシアが父王に呼ばれ、いつものようにいたぶられたあと自室の中央で力なく座り込んでいたユライシアのもとを訪れたその男は、開口一番そう言った。
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加