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その店員の小さな背中になんとなく見覚えがあって、思わず見つめてしまった。
どっかで見たような………
その店員が振り返って顔を見た瞬間
「あれっ、こんにちはっ」
「…………あ」
俺は、ようやくそいつを思い出した。
この幼い笑顔
小さい背中
あの日、公園で会った変なガキだ。
「今、帰りですか?先輩っ」
「………先輩?」
「あ、私も江南高なんですよっ。今2年です。」
…………は?
高2?
つまり俺の1個下……?
マジで!?
全然見えねーっ!
と、心の中で叫んだ。
「………中学生じゃなかったんだ」
「あはっ、よく言われますっ!私めちゃくちゃ童顔だからっ。」
笑顔が、ホントにそこら辺のガキと変わらないと思った。
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