1、呼び出し

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  紳助の簡単な説明が終わり、木下を見てみると、信じらんないというように口元を手で覆っていた。 優「ウッソ…」 上「ホント。」 優「だってそんなコト、一言も言わなかったぢゃん!?」 上「言うワケねーだろ!?」 上地と木下が揉めているところに、つるのが止めに入っている。 里田は相変わらず、暗い表情のままだ。 紳助「スザンヌが居らへんから、また説明せなアカンな」 つ「こっちで説明しときますから大丈夫ですよ。 ありがとうございます、紳助さん。」 紳助「礼はいらんで。じゃあスザンヌに伝えとけよ。  困るのはお前ら3人なんやから、理解者を増やしとかな…  ってあまり人に言い過ぎるのもアレやけどな。  優樹菜、飲み込めたかぁ~?」 木下はウンウンと頷き、3人を見る。  
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