2、僕。

3/25
前へ
/161ページ
次へ
  一一何だ…何が起こったんだろ… あっ… 光が見える。 『…き。…おきや。直樹や…』 野「ん? あれ…ここは…」 『目を覚ましたかい?直樹』 野「あなたは…」 『これで会うのは2度目だな。  我が同胞よ。』 野「神さま…あなたが僕をここに呼んだんですか?」 『いや…直樹、おぬしが自らここへ来たんだ』 野「え…?自ら来た…?」 自分はまだ力が目覚めていない、ましてや自ら来ようと思ったことなどなかった。 どうしてここへ来たのか、そしてあの激しい頭痛は何だったのか、多くの疑問が渦巻く。  
/161ページ

最初のコメントを投稿しよう!

204人が本棚に入れています
本棚に追加