2、僕。

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  一一魔王を倒すのは無理に等しい…。 僕たちで倒せるのかな…   それにしても、アグノムにそんな過去があったなんて… 『長々とすまないな。  しかし、おぬしは許嫁はおらんのか?』 野「ッ!? イイナズケっ!?  居るわけないじゃないですか!!第一、恋なんて無縁だし…」 『フハハッ。おぬしを見ていると、アグノムを思い出す。本当に似ておるよ』 野「ど…どこがですか?」 『その鈍感なところかの。  未だに気づいていないようだからな…自分の気持ちに』 野「自分の気持ち…」 さっぱり分からない。何に対しての気持ちか、一つも検討つかない。  
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