2、僕。

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  紳助「そうスネんなや~。  なんや? そんなにスザンヌが気になるんか?」 ...。 野「え゙!? あっ… ち違いますよ!!!」 紳助「焦り方が尋常じゃあらへんな; ホントのところ、どうなんや?」 野「……。」 野久保は黙り込み、うつむく。 紳助はため息をつき、野久保の背中をポンポンと叩く。 野久保は顔を上げて紳助を見る。 不安そうな面持ちだ。 紳助「すまんって… そんな顔すんなや。 からかっただけやから…」 野「僕…そ-ゆ-感情が分かんないんです… 好きになるとか、愛してるとか…  僕、みんなが大好きなんです。  でも… 」 紳助「でも… なんや?」 またしても野久保はうつむき黙り込んでしまう。  
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