三銃士 一僕が守る一

2､僕｡

　
野｢ス-ちゃんのこと考えると胸がギューって苦しくなるんです…

　最近なんですけど…｣

ボソボソとうつむき加減で話し出す野久保。
紳助は黙って聞いていた。

野｢僕がまだ羞恥心で出始めのとき､つるのさんと､ゆ-ちゃんは人気があったけど 僕は全くだった。

　そんな時にス-ちゃんが僕に言ってくれた言葉があるんです。｣

紳助｢何て言うてくれたんや？｣

一｢のっくんは今のままでもステキだょ。 変わって人気になろうなんて考えないで､今のままでいいところが､たーくさんあるんだから､そこを伸ばしていけばいいんだよ。 私は今のままの､のっくんが好きだよ。｣一

この言葉をキッカケで､ありのままの自分をさらけ出すことが出来た。
苦手だったﾄｰｸ番組も､この言葉のお陰でクリア出来たのである。