第二章

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「ならよかった 今日は遅いでまた明日 同士を紹介するわ」 「また明日なフッジー」 なんとも暢気に手をふりながら帰っていく二人を見つめる。 「え……今ので同盟加入?」 「まぁかっこつけて同盟なんていうとるけどな、同盟なんて名ばかりや。 ただこうやって支えあっていくだけや」 ポンッと腰の痣の辺りをわざと叩く。 「!ッ─……お前ッ何すんねん!!」 「あーごめんごめん」 楽しそうに笑いツッと俺の手を握り、引く。 「いこや」 「おん」  
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