すれ違いはヤバイ

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勇治は私の顔をみるなり『ひ、久しぶり』と顔を引き攣らせた 『久しぶりですね~』と私は笑った 『米沢さんと牡丹知り合い?抜け駆けだよ(笑)』 私はスペースのある場所に彼を呼び出した 『なんで引越ししてんのよ』 『会社決まったから…』 『言ってくれてもいいじゃない…』 『付き合ってないんだから』 『でも礼儀じゃない!あんたなんかリストラされな!』 …私は皆の前で彼に踵落としをくらわせて、倒してしまった… 友達が『またやった…』と頭抱えた 私はなんて凶暴なんだ 私はそこにはいれなくなり外に飛び出した めっちゃクリスマスな街だった…私は行きにくかったけどマスターの店に行った 満席状態で、私は1番隅っこに座ったマスターの弟さんがてつだっていた カンパリオレンジを頼んだ あ、そうだ靴大丈夫かな?と慌てて踵を見た あちゃ~皮はがれてる…高い靴なのに。明日修理出さなきゃ 携帯にメール…友達かな 『知り合いにメアド聞いた。この前行けなくてごめんね、店の事で揉め事あったんだ。言い訳になるけど』 私奥のマスターを見た。頭下げてた 『もういいです。私今合コンで嫌な男に踵落とししてきました。馬鹿な女にいっぱいおごってください』 しばらくするとカシスオレンジがきた 『マスターから(笑)』 なんかバタバタ12月だったけど今年の終わりを告げられた感じ…
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