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春のちづるの結婚式に招待された
祝儀のため私はバイトを始めた
朝早いがバイト料がよかった
佃煮屋のバイトで朝6時に出勤して袋詰めするのだ
朝は寒いし、通勤は暗かったけどなんとか頑張った
『牡丹ちゃん、毎日頑張ったね。手際もいいしまた来てくれないかな?』と旦那さんに言われた
『いいですよ(笑)春休み長いですからきましょうか?』
『助かるよ』
『でも春休み、京都の友達のとこ行くんでその時はお休みください』
ここの旦那さんは多分20代半ばくらい。優しいけどしっかりした人だ
でもなんで一生懸命働いたこのお金、ちづるに捧げなきゃいけないわけ?
女全員がそう言った(笑)
去年の12月にもちづるは他の保険君と毎週ご飯行ってたらしい…見兼ねて旦那になる人が怒ると逆ギレして『別れる!』と連呼して、ご飯だけは許してくれるようになった…持病があっても入れます保険か…あんたは
まあとにかくモトサヤに戻ったんだから良しとしなきゃ
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