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二次会が終わり私は新大阪に予約してたホテルに戻った
しばらくするとナオから電話があった
『結婚式どうだった?』
『よかったわよ。お色直し無しだったけどね』
『牡丹はさ…白無垢が似合うよ…』
『そうかな(笑)』
『色白いし、きっと人形みたいだと思う』
『見たい?』
『当たり前(笑)なあ…牡丹言うみたいに二年、俺頑張るから結婚してくれない?派手な結婚式はできないけど…』
『いいわよ(笑)早く婚約指輪買えるようになってよ』
『絶対買う!』
ナオの気持ちが嬉しかった。婚約指輪なんて私にはどうでもよかったから
私は翌日すぐに新幹線にのって東京に帰った
ところが家では大変な事が…妹が結婚約束してた彼氏と別れたのだ!
そして、家から独立して、自分でネイルサロンを開くといいだした
お父さんは、そんな甘いものじゃないぞと諭したが、紗莉奈が言う事聞くはずがない
私はお父さん達に代わっていった
『あんたなら頑張れると思うよ、私より根性あるしさ…いつでも帰ってきてもいいけど、自分ではもう戻れないと思って独立しなよ?』
紗莉奈は嬉しそうに答えた『いずれは何人も雇う店にしてみせるんだ(笑)お姉は一生無料にしてあげる』
なんとかお父さん達もなっとくしてくれた
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