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暁「母さんも父さんも…弟も………みんな、そんな二重人格みたいな気持ち悪い子は要らない、って……っ」
葵「…………っ」
暁「俺が居なくなったら良いのに…消えてしまえば良いのに…って思ったんだ。でも、俺…臆病だから、秋と離れるのが怖くて…」
葵「無理せんでええからな…」
暁「葵、ありが…とっ」
葵「うん…」
暁「うわぁあぁあぁあん!!!!フゥッ…ヒクッ…うわぁ…ん」
葵「よしよし…」
他のメンバーもちゃんと見ててくれた…
なぁ…みんな…俺。
何分位、泣いただろう?
否、何時間かも知れない…
それ位、泣いた。
中に溜まってた涙、全てを出し切った位。
…………なぁ、葵。
葵の腕の中は暖かくて…
本当に嬉しかった。
ありがとう。
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