👑、憧れ

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クーラーなどを付けても、ライトのせいなどで暑いスタジオ。 何故私は此処に居るの? そんなの決まってるじゃん。 あの人達に逢う為だから。 あの人達に逢う為に此処まで我慢してきた。 逢えるか解らないけど少しでも可能性はある物は全て出て来た。 だけど今日逢えなかったらもう逢えない… 私はキュッと服を握り逢える可能性に掛ける。  「次は今、話題の人気アーティスト、Akiサンです!」 私が入った瞬間、 わぁ―!とか、きゃ―!とか言ってる。 はっきり言って苦手。 でも、“仕事”だから笑顔。  「Akiサンはあるバンドに憧れてたんですよね?」 そう、私はその憧れの人達に逢う為に此処まで頑張った。 その人達は唄で私達を助けてくれた――… 「はい。the GazettEに憧れてました!///」 そう、the GazettEに――…  「何故なんですか?」 突然だな、おいw 「え…そう、ですね…私、中学生の頃凄かったんですよ(笑)」  「今、Akiサンって17才ですよね?2年前じゃ無いですか(笑)」 「はい(苦笑)何か、もう…荒れてたと言うか…取り敢えずヤバかったんです(笑)」  「いつからthe GazettEを憧れたんですか?」 質問多い質問多い(笑)www でもthe GazettE関連だから答えるけどね☆笑 そんだけthe GazettEに憧れてんの!! 「あ、それは…荒れてる時からずっと唄を聞いてました。だから中学生の時からthe GazettEには憧れてましたね!」 流鬼の作詞能力…。 今でも尊敬する……… 流鬼の唄に救われたんだもん……  「あはは(笑)では、Akiサンにサプライズ、という事で来てもらいました、the GazettEです!」 へぇ~……… 「えぇ?!」 「うお゙?!」 ………………へ? 私は後ろを向いたら――… 「ビクッたぁ~(笑)」 流鬼が居た。  
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