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クーラーなどを付けても、ライトのせいなどで暑いスタジオ。
何故私は此処に居るの?
そんなの決まってるじゃん。
あの人達に逢う為だから。
あの人達に逢う為に此処まで我慢してきた。
逢えるか解らないけど少しでも可能性はある物は全て出て来た。
だけど今日逢えなかったらもう逢えない…
私はキュッと服を握り逢える可能性に掛ける。
「次は今、話題の人気アーティスト、Akiサンです!」
私が入った瞬間、
わぁ―!とか、きゃ―!とか言ってる。
はっきり言って苦手。
でも、“仕事”だから笑顔。
「Akiサンはあるバンドに憧れてたんですよね?」
そう、私はその憧れの人達に逢う為に此処まで頑張った。
その人達は唄で私達を助けてくれた――…
「はい。the GazettEに憧れてました!///」
そう、the GazettEに――…
「何故なんですか?」
突然だな、おいw
「え…そう、ですね…私、中学生の頃凄かったんですよ(笑)」
「今、Akiサンって17才ですよね?2年前じゃ無いですか(笑)」
「はい(苦笑)何か、もう…荒れてたと言うか…取り敢えずヤバかったんです(笑)」
「いつからthe GazettEを憧れたんですか?」
質問多い質問多い(笑)www
でもthe GazettE関連だから答えるけどね☆笑
そんだけthe GazettEに憧れてんの!!
「あ、それは…荒れてる時からずっと唄を聞いてました。だから中学生の時からthe GazettEには憧れてましたね!」
流鬼の作詞能力…。
今でも尊敬する………
流鬼の唄に救われたんだもん……
「あはは(笑)では、Akiサンにサプライズ、という事で来てもらいました、the GazettEです!」
へぇ~………
「えぇ?!」
「うお゙?!」
………………へ?
私は後ろを向いたら――…
「ビクッたぁ~(笑)」
流鬼が居た。
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