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部室には俺だけ。
俺の後ろにはベンチがあってベンチの上には俺のスクバと岡田のスクバ。
そして岡田が脱いでった学ランが無造作に置いてある。
特に意味もなかったけどベンチに腰掛けてみた。
岡田の学ラン……
きっと……
魔が、差したんだ………
いつの間にか岡田の学ランを抱きしめてる俺が、いた。
「おかだぁ……」
学ランに顔を埋めれば岡田の匂いが鼻を霞め、俺を包む。
こんなに、こんなに岡田の事を考えるだけで俺の心臓はおかしくなっちゃうのに、苦しいくらいにドキドキしちゃってるのに……。
岡田は俺といてもこんな気持ちになんないのかな………、
「岡田……おかだ……ンッ…、…はぁ、ぅん…////」
気づいたときにはもう手遅れで岡田の学ランでヌいていた。
「……ァんっ…かだッスキ…、大好き、ひぁ……////」
「すいませーん、そーゆー大事なことはさ、本人を目の前にして行ってくんない?」
「…ふにゃ……?」
声がした方へ振り向くとそこにはドアに寄り掛かり、腕を組みながら少し顔を赤らめた岡田の姿があった。
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