四つ子とお兄ちゃん

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そう言えば今何時だ? アカ達が俺を起こしにきて結構時間たってるっぽいけど。 今の時刻8時30分…。 そら腹も減るよな…こいつらいっつも朝6時には起きるし…それにあんだけ走り回ってればな。 「ママー!ごーはーんー。」 「ごはん、ごはん。」 「そうね。じゃ、下に行って朝ご飯食べましょうか。それじゃお兄ちゃん、ミドリ君起こして連れてきてくれる?」 「分かった。」 「それじゃ、ママ先下で待ってるね。」 「モモもママとしたでまってるね?」 「オレもー!!」 「分かった。」 3人が部屋を出ていき俺の部屋に残ったのは、俺、ミドリにアカだ。 「おい、アカは下行かないのか?」 「いくにきまってんだろ!」 相変わらず生意気だな四つ子の1番目……。 「そうか。」 「……………。」 何この気まずさ…。 こっ、これは俺がいけないのか?俺がこの気まずい雰囲気をつくりだしてしまったのか? まぁ、とりあえずミドリ起こすか…。 まだ寝ているミドリ…。凄く可愛いです。アカもこんぐらい可愛いかったらな……。   可愛いアカ何て想像できねぇ…。 いつも生意気な口ばっかだからな、こいは。   ま、でもたまには素直になって欲しい、兄心?    
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