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「おい、はやくミドリおこしていこうぜ!」
「そうだな。」
あぁ、でも気持ち良さそうに寝ているミドリを起こすのはちょっといやかなりヤダな。俺はこのまま寝かせてやりたい。
でもやっぱりご飯とかはみんなで食べたいかな?でも起こすのもな~…
「おい、アカ。」
「あ?なんだよ。」
考えた結果…俺はこのままミドリを寝かせてやることにした。
俺には、こんな気持ち良さそうに寝ているミドリを起こすこと何てできない!!てかずっと、ミドリの寝顔を見てたいです!!
「アカはさきに下行ってご飯食べといで?」
「なんで?」
首を傾げて聞いてくるアカ…。
……キュン。
ちょっと胸にキュンときた。生意気だけどこういうしぐさは凄く可愛い。
それはやっぱりアカが俺の弟でまだまだ小さい子供だからかな?
「あおにぃはいかないの?」
「いや、後でミドリが起きてから行くよ。」
「ミドリいま、おこさないの?」
「うん、こんなに気持ちよく寝てるからさ…。だからアカはさ、さき下に行ってそのこと、母さんに言っといてほしいんだけど…いい?」
「わかった…。」
そう言うと少しシュンとしたアカ…。
アカはみんなでご飯食べたかったのかな?
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