皆お兄ちゃんが好きなんです

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    「ミドリ~おいで!」   さぁ来いっ!とミドリに俺は両手いっぱいに手をひろげた。 するとミドリはトテトテと俺に近づいてきて…。 かっ…カワイイー!! そして…ポスッと、 俺の腕の中に可愛い可愛い小さな塊が飛び込んできた…。 っが!! 「…ちょっと、シロくん?」 「ん?なにー?」 なにー?じゃないでしょ!!ちょっと可愛いかったけどもさ! じゃなくて!!何で俺の腕の中に、ミドリじゃなくて、シロがいるんだ! そう、俺の腕に飛び込んできやがったのは、可愛い可愛いミドリじゃなく…いつも元気いっぱいなシロでした…。 「なにー?じゃないでしょ、どきなさい!俺は今からミドリを抱っこするんだから」 「ぶぅー。だってミドリだけズルイいんだもんよー」 ぶぅーとか口尖らせちゃって可愛いな…。 でも下は相変わらず何も履いてない状態…。 「はぁー…。」    
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