四つ子のお兄ちゃん

四つ子とお兄ちゃん

「キャー。アカちゃんがくるー。コワイー。」

「まてモモーっ！！アカちゃんじゃねー！！」

「まてまてー。」

追い掛けまわる３人…。

朝から元気だ。
元気なのはいいさ、でもね、ここ俺の部屋で…。

俺の部屋は狭くはないけど広くもないわけで…そんなところでいくら小さいとはいえ、３人で走り回るのはちょっと…。

色々物も置いてあるわけで、危ないわけで。

もし……もしっ！
モモが怪我何かしちゃったり何かしたらどうする！？それはダメだ！！アカとシロはともかく。モモが怪我したら俺死んじゃう！！

とりあえず、怪我をしてからでは遅いからとっ、止めよう！！

「おい、お前らとま…」

れ。といいかけたとき、ガチャｯと俺の部屋のドアが開き。そこからヒョコっとこの家のママンこと俺とこの四つ子ちゃん達をお産みになさった色識 瑞穂(ｲﾛｼｷ ﾐｽﾞﾎ)ママが登場。