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俺、本当は忘れてないねん…。これを言ったら、黒田が遠くに行ってしまいそうで…。とても言えなかった…。
黒田「そや…。小渕今誕生日がなんとかって言ってたやろ?」
小渕「おう…。」
黒田「で…。プレ…。」
小渕「ないよ…。」
黒田「分かった!プレゼントがないから、泣いてたんや!」
絢香「なんで?どうでも良くないですか??」
小渕「……黒田……」
黒田「ん?なんや?」
小渕「行かんといてな…」
黒田「おぅ。こんな泣き虫を置いてどこかに行くなんて出来んなぁ…。」
絢香「黒田さん💦雰囲気ぶち壊しですよ…。」
黒田「すまん…。」
黒田…。絢香ちゃんとそんなに仲良くせんといてや…。
絢香「黒田さんって、もしかして…、あれですか?あの…。[潔癖症]?」
黒田「今の流れでなんで潔癖症やねん!」
多分、黒田と絢香ちゃんは俺を元気づけるためにボケてくれたのだろう…。
小渕「ええよ…。そんな事せんくても…。」
素直になれよ!自分!
黒田「分かった…。そんなに言うならそれでええよ。行こう。絢香ちゃん。」
絢香「えっ。でも…。」
黒田「ええから…。はよ!!」
絢香「はい…。」
黒田が行ってまう…。どないしよ…。
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