始まり

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黒田「あ。小渕…。車無いんやったなぁ…。何で帰ったんやろ…。」 何小渕置いて来てるんや! と、家に着いてから気にしても…、なんもならんやん…。 ピンポーン 黒田「ん?誰やろ…。」 ??「入ってええ?」 黒田「??ええですよ…。」 ガチャッ 黒田「!!!!!こ…ぶちっ…。」 ドアを開けると、小渕が立っていた。 小渕「…………。」 黒田「何しにきたん?はよ帰れや!」 あぁ。俺!何言ってるんや! 小渕「……嫌や……。」 えっ。 黒田「おいっ。やめろや!」 小渕「俺わっ…。黒田がえんと…ダメ…やからっ…うわぁぁぁん。」 俺に抱きつき、泣きながら言う。 黒田「ごめんな…。小渕…。」 小渕「あがってええ?」 あっ。また上目づかい…。我慢できん…。 黒田「ええよ…。」 小渕って…。細いんやなぁ…。見ててかわいそうやわ…。 小渕「黒田?まだ、怒ってるん?」 黒田「ううん…。怒ってえんで?」 俺…。小渕が好きっ…。 小渕「…イタッ…。」 えっ。俺…。小渕を押し倒してもうた…。
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