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時は流れ―――……。
2009.04.08
私立京華中学校入学式
その校舎の前に
一人の少女が立っていた。
「はぁ~。また恐怖の学校ライフが始まるのか…。」
少女は下駄箱のところで自分のクラスを確認する。
(1―2ね。まぁ…、どっちでもいいけど。)
その時、後ろから声がかかった。
「おはよう、小河原さん。相変わらずキモいね。」
クスクス…
話しかけた片山朋美と
その仲間が笑う。
「自分のキモさをたなにあげて、人のこというのやめて方がいいと思うよ。」
「……………」
片山は無言で去っていった。
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