短い高校時代

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私たちは自分から喧嘩はしない。自分から喧嘩するなんてめんどくさいからだ。 でも、喧嘩を売られたらもちろん喧嘩をする。人数が多くても。私も美子も、喧嘩をしたら負ける事はなかった。 そうこの日も…。 高校へ行く途中、バスの中で私たちは、大きな声で喋り、馬鹿笑いをしていた。 そこに他の高校のヤンキーチックな二人の女が言い寄ってきた。 「おめーら、うるせー!!目障りだ!」 私たちは、聞き入れようともせず、無視をした。 「テメら、聞いとるんかぁ?!覚えとけよ!!」 その言葉を残し、そいつらはバスを降りた。
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