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中学三年のある日。
クラブの朝練の為、早朝6時ぐらいに一人で学校に向かっていた。
そしたら途中で、事故の現場に遭遇したんだ。
あの石の壁の家に、トラックが派手に突っ込んでいた。
幸い運転手は無事だったみたいで、トラックから降りて携帯で何かを話していた。
で、あの城壁みたいな石の壁には、事故のせいで派手な穴が開いていたんだけど、歩くスピードを落として、ちょっと中を覗いてみた。
中に居たのは、数え切れない程の大量の人間。
男か女もわからない。
みんな、カクカクした妙な動きで何かをしていた。
??・・・と中の状況が理解できないまま、でも足を止める訳にはいかず、そのまま学校へと向かったんだ。
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