第2章

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栞桜「…言葉遣いも?」 叔父「そうなるね。まぁあんま喋んなきゃいいと思うよ。」 栞桜「そうですね。あっあの…名前は?」 叔父「栞桜チャンが決めていいよ。」 栞桜「私が…?」 叔父「うん。何にするの?」 栞桜「えーと…決めた!!《椎名 史憂》という名前にします!!」 叔父「うん。いい名前だ。」 栞桜「ありがとうございます」 叔父「もう入学式終わってると思うから教室に行くといいよ。」 栞桜「あッあの…私のクラスは?」 叔父「あっあぁ、1年C組だよ。」 栞桜「分かりました。ではこれで失礼します。」 叔父「あッちょっと待って!!」 栞桜「ハイ。なんでしょうか?」 教室に行こうとした私を叔父さんが止めた。 叔父「…秋龍の頭が居るからね。」 栞桜「ビクッ。な…んで?」 秋龍とはどんな関係かって?それは…… 11年前の事だ。
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