第2章

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―11年前 私は当時五歳だった。 栞桜「お父ちゃん!お母ちゃん!!」 父「逃げろ!!どこか…遠くに…!!」 栞桜「ヤダ!あたし絶対三人で帰るの!!」 母「どこか行きなさい!!お母さん怒るよ!!」 栞桜「ヤダ!!怒られても良い!!」 男「イシシシ。そこのお嬢ちゃんも殺されたいんだねぇ?いーよ♪この親切な俺がまとめて殺してあげるよ♪」 父、母 「逃げなさい!!絶対に逃げウグッ。」 グサッ 一瞬の事だった。男が…両親を刺していたのだ。 栞桜「あっあんたは誰よ!!」 男「んー俺ぇ?俺は《寺田 輝暉》秋龍っていう族の一番上の総長ッて言うのだよ♪」 気持ち悪い… 五歳の私でも、そう思った。 男「ハハハッ。今すぐ楽にしてあげるからねぇ♪」 栞桜「イッイヤ!!来ないで!!」 そこでピーポーピーポーと警察の人達が来た。 両親は…即死。 男も即逮捕だった。 、
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