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「受け取れ。これからオレに仕えてもらうぶんだ」
ミハエルは財布とレイスの顔を交互に見た後、財布をポケットにグッと押し込んだ。
それを見てレイスは頷くとポニー・トンへと再び振り返る。
「帰るか、ポニー・トン」
「もう、ですかな?」
ポニー・トンはちょっと驚いている。
「ああ、用事が出来た」
「ならば、帰りましょうか」
もともと来たくもないものを無理やり先導させたようなものだが、またポニー・トンが先陣を切ったのをついていった。
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