協議会

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レイスが木製のドアを開けると、何かがドンとぶつかってきた。 シャルロットである。 シャルロットはレイスのカタイ腿にガッチリとしがみつき、顔を埋めた。 そういえば、朝から放置していたのだ。机の上には昼食の跡があり、ベッドには丸まった毛布と掛け布団。 寂しかったのだろう。レイスを追いかけてここまできたのだ。 「ああ、すまない。すまなかった」 レイスはシャルロットの頭をポンポンと撫でた後に、抱き上げてやる。首が痛いほど締め上げてきた。 すっかり重たくなったものだ。
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