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「時間がない。とっととやるぞ」
ポニー・トンの配慮によって手配された夕食を片付けさせた後、レイスはミハエルを立たせた。
「これから、何を‥‥？」
「脱げ」
レイスは命じた瞬間、ミハエルに影が差す。
「今から、ですか‥‥？」
「ああ」
「シャルロットちゃんは‥‥？」
「そのままだ」
ミハエルがチラリと見ると、シャルロットは椅子に座ったままいつもの無表情で２人を見ていた。
「わかりました‥‥」
ミハエルは特に落胆した様子もなく、諦めたような表情でエプロンをとり、ひとつひとつワンピースのボタンを外していく。
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