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とある夜― 父「啓、真剣な話しをしよう…!」 啓「なんだよ?改まってキモい」 父「明日から社長の息子さんがこの家に来ることになった」 啓「へぇ…ぇぇええぇぇ!?」 久しぶりに家に帰って来たと思ったが、いきなりこんなことを言われて驚かない奴はいないだろう… てか、めんどくさい 父「啓の一つ下だ、世話をしっかりしろよ」 啓「ウザイ…とっとと消えろ…!」 父は顔色一つ変えずにどっかに行ってしまった また…一人だ… 勿体ないくらいの広い家 誰のいないような静けさ 薄ぐらい部屋 私のための場所なのだろう… 啓「そろそろだな…」 私は高価な服を脱ぎ捨てた .
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