無味無臭の僕たちの鎮魂歌
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ナツキは俺の後ろに乗っている。一つの座席に二人で座っているから、ギュウギュウだ。 ナツキは手を伸ばし、俺を後ろから抱くような姿勢になった。首に感じるナツキの吐息。弱々しい。 「一緒に死のうぜ」 俺は明るく言った。 俺は泣いていた。
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