まるはっちん

7/11
26人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
「あ・・・・・・そういえば・・・・」 と*合。 「何だよ。*合。」 と残りの二人。 「いや・・・・さ、ここって、*川とそのおっかさんが自殺した場所じゃなかったっけ・・・・・」 「!」 「?」 「おい、何が言いたいんだよ。」 と*田 「まさか、未だに恨んでいて、幽霊になってそこら辺彷徨い歩っていたりして・・」 と*西 「いやな事、思い出させるなよ!!」 と*田 「罪悪感はあるわけだ・・・・・そりゃあ、そうだろなぁ・・・・」 と*合 「ま~るはっちん。チャランチャランチャチャチャ、チャランチャランチャチャチャ、まるはち~ん。まるはち~ん。」 と歌いだす*西。 「やめろよ!!いいかげんにせい!!」 怒鳴る*田。 「冗談冗談、気にすんなよ。」 と*西。 「んな事、ある訳無いじゃねーかよ。本気にするなよ~♪」 と*合。 ・・・・と、その時、かすかに声が聞こえてきた・・・・ 「・・・・・・る・・・・は・・・ちん・・・・ま・・・・は・・・・・ちん・・・・」 「!」 「!」 「!」 「おい、やめろって言ってんのがわなんねーのかよ!!お前ら!!」 と*田が怒鳴った。 「俺たち・・・・・何にもしゃべってねーぞ。」 「?だって聞こえてきたぞ。かすかだが。ま・・・は・・・ちんって」 と*田は訝しげに話した。 「お前冗談にならねーぞ。神経質になりすぎじゃねーのか?」 と残りの二人が返す。 が、その時・・・・・確かに・・・・聞こえてきたのである・・・・・あの声が・・
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!