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「ふざけんじゃねぇぞ!!何がおもしれえんだ!!バカヤロウ!!!」
とうそ泣きしながら、衣装を破り捨て、体育館から走り去っていった。
狂った様に踊り続ける「*川」君を「*合」と「*西」は押さえつけ、舞台のそでへ消えてゆく・・・・・
当然、学芸会は「これにておじゃん」となった・・・
「*川」君のお母さんはただ呆然としていた。
が、周囲の者達の「反感の目」が自分に集中していた事に気づき、逃げる様に体育館から去っていった。
担任教師は激怒し、誰がこんな事を計画したのか、クラス全員に問い詰めた・・・・
「*田」を除いては。
が、誰もこの計画が「*田」らによって計画された事を決して語らなかった。
一方、「*川」君の両親はすごい剣幕で学校側に抗議した。
「何故、息子にこんなまねをさせたんですかっ!!!!お前らそれでも、教育者か!!!」
この言葉に校長がついにキレた。
「あんた方が無理言って、通常学級に編入させていたから、こうなったんじゃないんですか???」
「何もこちらはこれ以上無理をして、*川君を受け入れるつもりはない。これ以上、文句・騒ぎを起こすなら、特集養護学校へ転入してもらうしかない!!!」
「正直、これ以上は迷惑だ!!!!」
と凄まじく一喝。
実際、これだけの事を校長が言えたのは、「これまでの実績」と「今回の一件で反感をもったPTA関係者のバックアップ」があったためと後に判った。
・・・・・つまり、皆、「厄介者払い」に奔った訳である。
「*川」君の両親ははらわたの煮えくり返る思いを耐えつつ、
帰っていった・・・・・
この時、お母さんはひどくうなだれていたという。
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