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そんな戦争から逃げるようにやってきた小国の王が創りあげた国が北の果てにあった。
そこにはまだ四季があり、緑が豊かで人と動物が共存する唯一の場所だった。
春には美しい桜が咲き誇り人々に幻想的な景色を見せてくれる。
夏には太陽が眩しいほど照りつけ子供たちは日が暮れるまで走り回る。
秋は紅葉に染まった木々を眺めながら鳶の鳴き声に耳をすませる。
冬は一面の雪景色の中、オーロラを見る。
皆、毎日が幸せだった。
その大陸を人は~楽園:EDEN~と呼び、多くの人が移り住んだ。
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