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瑠依「…」
瑠依は びっくりして少年をじーっと見つめていると
?「…そんな 見つめんなよ 恥ずかしい …まぁいいや 姫さん ちょっと掴まっててくれよ」
そう言うと 瑠依を お姫様だっこした
瑠依「えっ! ちょっと何す…ッ」
ヒュッ
瑠依が 抵抗しているにもかかわらず 少年は 軽々と井戸から出た
?「耳元で 大声出さないでくれよ…」
少年は ほいと瑠依を 降ろした
?「あぁ 姫ご無事で良かった」
声のする方へ 向くと 銀色の太もも位まである長い髪 こちらも異様な服を身に纏っている 女の子(?)だった
瑠依「…ええと…あなた方は?」
?「申し遅れました わたくしは 姫の身の回りをお世話させて頂く 神楽と申します」
そして…と続く神楽に 横で へへっと笑う さっきの少年がいた
神楽「こちらの者は…白と申します……姫 お疲れでしょうから まずは屋敷の方で お休みになられては?」
屋敷? 姫? さっきから瑠依には 聞き慣れない単語だった
瑠依「私は 姫じゃないよ」
そう言うと 神楽は 小さく 横に振った
神楽「…いいえ あなた様は 紛れもない 姫です
この先のお話は 屋敷でさせていただきますので 先にご案内させていただきます」
そう言って 神楽は 森の中を 歩き始め その後ろに 白もついて行った
瑠依は 何がなんだかわからず 取り敢えず2人について行った
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