いざ京へ

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神楽「…はい 姫の仰るとおり ここは 京です」 瑠依「…う 嘘…」 やっぱり! でも だって歴史の教科書でしか… 白「じゃあ 俺 ほかの奴連れてくるなー」 神楽「はい 頼みます」 瑠依が 立ち止まっていると 向こうから神楽が呼んでいた 神楽「姫 どうぞ此方へ」 瑠依が案内された部屋は 広い畳の部屋で 屏風の様なものがあり 何だかいい香りがする 神楽「姫 此方のお召し物に おかえ下さい」 渡されたのは うちの神社で 着ていた 巫女が着る様な服だった 神楽「もし 難しい様でしたら お手伝いさせていただきますが?」 神楽が 心配そうにこちらをみていた 瑠依「大丈夫だよ こういうのなら 着たことあるし」 そうですかと神楽は 屏風の裏に周り 静かに座った ――――― 瑠依(んー ここに袖通して ここで縛れば 良いのか…で ここからこうして……) 10分ほどたって やっと着替える事ができた 瑠依「…ふぅ やっと着れた」 神楽に声を掛けると 屏風の裏から ゆっくりと現れた 神楽「良く お似合いでございますね」 神楽は嬉しそうに 笑った
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