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「あっ!!ごめん…何でもないんだけど、ヒカリが、うずくまってたから……」
ヒカリは、そんなソラを見て、クスクス笑ながら、
「ありがとう♪心配してくれたんだよね!!」
「うん、心配した…」
ソラは、柔らかく微笑んだ。
「あっ!!ソラお腹空いてない?私、何か作ろうか?」
「あっ…あぁ!!うん!作って!」
ソラは、ヒカリの提案に驚いたが、すぐに対応した。
「じゃあ、何がいい?」「スパゲッティーがいいな。」
「分かった!」
ヒカリは、すぐに部屋を出て、キッチンへと急いだ、ソラはその後を、ゆっくりとついて行った。
15分もすると、出来上がった。
「本当に、ヒカリは、手際良いよな。」
ソラが言った。
「そんな事ないよ!いつも、とろいから、早く行動しようって思ってるだけだよ!」
ヒカリは、否定した。
ソラは、一口スパゲッティを食べた。
「うまっ!!」
「本当!?」
「俺が嘘つく訳ないだろ!」
「そうだね!」
と、二人で笑いあっていた。
「あ…あのさ」
ソラが言った。
「なに?」
「今週の…」
とソラが言いかけた時、「たっだいまぁ!」
サラクが帰って来た。
「おかえりなさい、サラクお姉ちゃん」
「ただいま、ヒカリ、ソラ!」
サラクは、ルンルン気分だった。
「なんかあったのか?サラク姉?」
ソラがサラクに聞いた。
「えぇ!今日仕事に行ったらね、前々から良いなぁ…って思ってた人と話ができて、結構気が合って、意気投合しちゃったの♪」
サラクは、本当に嬉しそうだった。
「あ!何食べてるの!!」
サラクは、ヒカリとソラが食べているものを見ていった。
「ヒカリが作ってくれた、スパゲッティだよ。」
「あの…食べますか?」
とヒカリがいうと
「うん!食べるぅ!」
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