helen

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ブラウスを纏った白い腕が閃いた刹那、夜の空に緋色の華が咲いた。 同時に一人の男が数メートル吹っ飛ばされ、地面を転がる。 大振りな45口径の薬莢が硝煙を纏いながらレンガ敷をのたうち、赤黒い血が脳片を絡めながら飛沫した。image=275767238.jpg
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