水色。

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【Anemone】 アネモネ咲く季節に 君は現れ 華やかな微笑みを残しどこかへ消えた 僕は君のいた場所を ただ見つめ 夜も朝もわからなくなっていた はかない恋消えてゆく  思い出だけを措き去りにして 風にのって花びらが舞い散る季節へ 君と(君と) 一緒に(一緒に) 過ごしていたかったんだ …愛してる 真実の愛を僕は 君と見た 綺麗な夢と現実は心を苦しめる 携帯の履歴から 君の名前 消えるのと涙の数が比例していた 記憶は薄れてゆく それでも愛だけは信じていて 風にのって花びらが旅立つ瞬間まで 隣に(隣に) 君が(君が) 笑顔でいて欲しかったんだ 「もう、あなたしか好きにならない」 その言葉と… その声と… 表情と… すべてが心を離さずにいる はかない恋消えてゆく 思い出だけを措き去りにして 風にのって花びらが舞い散る季節へ 僕は(君と) 一緒に(永遠に) 隣にいて欲しかったんだ …愛してるよ
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