ある日

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「はぁ、今どき日本文化を真剣に考えるヤツいるかよ。変わったヤツしか考えない」 「ジャアーワタシ、ワヘンナンデスカ」 と純平とチョンユは口論になっていた そこに、幸樹が 「まぁまぁ、ふたりとも落ち着いて」 「ワタシワーオチツイテ、イマス」 「怒ってるじゃないか」 「オコッテ、マセン、モウ、イイデス」 と怒りながら走っていった 「まったく、変な女だよ。たったあれだけのことで怒って来て」 「人には考え方がいろいろあるから仕方ないよ。だけど、あの女韓国人か中国人かな。けっこう可愛かったし俺タイプかも。名前と連絡先聞いとけば良かった」 「何いってんだ。あんな気が強い女のどこがいんだか俺には分からん」 といいながら、幸樹と純平は話していた
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