恥ずか詩集

蒼天の月、星巡る夜

もし願い叶うなら
この願い叶うのなら･･･
私は歌う
あの蒼い月まで届け･･･

もし翼折れたなら
もしこの翼折れたなら
私は願う
あの星の巡る空に届け･･･

もう君と飛べないかな･･･
『私はただ･･･』
羽根はもう戻らないのかな･･･
『手を掴んで･･･』
蒼天に浮かぶあの月まで･･･
『この場所に･･･』
願いこめたこの歌届け･･･
『君と居たかった･･･』

もし飛べぬのなら
もし空を飛べないのなら･･･
星降る空の星に
一つ願いを描ける･･･

もし飛べぬなら
もしもう飛べぬなら･･･
蒼天の月光のした
この願いの限り歌う･･･

もう君は願わないのかな･･･
『私はただ･･･』
私と共にした願い･･･
『君の隣で･･･』
もう君は見えないのかな･･･
『月光の下･･･』
星降る夜空の下･･･
『君を見つめたかった･･･』

もう願いは叶わないのかな･･･
『私はまだ･･･』
もう空へ届かないのかな･･･
『この場所へ･･･』
けど私はこの願いだけを･･･
『手を繋いで』
星に届くまでただ歌うだけ･･･
『君と居たいと星に願った･･･』