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ニル「……な……せつ…刹那様!」
刹「ん……ニール?」
ニル「お目覚めの時間ですよ。」
(俺はこのソレスタル王国第三皇子の刹那様に仕える家来…刹那様の御祖父様、イオリア様の執事でもある。)
刹「んん~…眠い…」
ニル「今日は、ビーイング共和国の方とのお見合いがございます。外には馬車を待たせてますので…」
刹「…わかった。その方の名は?」
刹那は相手がどんな人なのかはしらない。この国では同性結婚が基本的な結婚である。
ニル「名前ですか?…アレルヤ・ハプティズム様です。」
刹那「……アレルヤ…知らないな」
ニールは刹那に服を着せると馬車の中へ連れて行った。
【数時間後】
お見合いをし、アレルヤと刹那は城の庭を散歩していた。
アレ「いい天気ですね。」
刹那「は、はい…」 刹那は少し緊張気味だった。
アレ「可愛いですねあなたは♪そんなあなたがこの手に入るなんて…嬉しくて襲いたくなりました♪」
そう言ってアレルヤは刹那を押し倒した。
刹「え…や、やだっ!ニールっっ!!」ニル「刹那様?な!アレルヤ様!何を!?」
ニールは刹那がアレルヤに押し倒されているのを見て目を見開いている。
アレ「クスッ…別に刹那を押し倒してもあなたには関係ないでしょ?」
刹那はアレルヤに押し倒され泣いていた。
刹「た、助けて!ニール!」
ニル「この野郎!よくも刹那を!!」
ガンッ
…ニールはアレルヤを殴った。 それからニールは刹那の家来ではなくなり、一般人として生きていた。一方刹那はアレルヤとのお見合いを取り消しにし、城を出て行った。
【一ヶ月後】 ニールと刹那は城を離れた遠い島で再会した。(おまえがずっと好きだったよ刹那…) (俺も…ニール…好きだった) そして二人は皇子と家来の関係から恋人…夫婦になった。 【End】???スだこれ?
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