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「はぁ!?・・・フリムさんが魔人のお姫様?」
レイから先ほどの出来事を聞いたレベッカは、驚いて言った。
「・・・そうらしい・・・」
「らしいじゃなくてそうなんだけど・・・・・・」
「このような振る舞いの人がまさかお姫様なんて・・・・・・」
「ボクもよく言われる。もっとおしとやかにしなさいって」
「とにかく、皆さんが起きるまで待ちましょう。」
「えぇ!?フリムがお姫様!?」
「・・・・・・。」
「・・・そうなの。」
「私はそんな気がしていましたわ。」
話を聞いた四人は、それぞれの反応を示した。
「そんなこと言って・・・全然気付いていなかったんですよね?」
「そ、そんなことありませんわ!」
「それで、フリムさんがお姫様ってことは分かったけど、これからどうするの?」
「今までと・・・変わらない・・・」
「そうだね。今までと何にも変わんないよ。
まぁフリムが抜けるんならちょっと違うけど」
アリアはちらっとフリムを見る。
「ボクは抜けないよ!」
「では、行きましょう。」
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