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「では、ここと・・・・・・?」
レベッカが鍵板を見て首を傾げた。
「どうした・・・」
レイがレベッカに歩み寄る。
「ここなんですが・・・・・・」
レベッカが指差した場所には、引っ掛けてあるはずの部屋鍵がそこだけ部屋鍵が無かった。
「誰かが宿泊中に襲われたんだろう・・・」
レイは考える仕草をして、言った。
「そう・・・ですよね。では、行きましょう。」
レベッカは必要分の鍵を取り、代金を受け付けに置くと、レイたちと奥へと進んで行った。
「では、兄さんたちはこちらで・・・」
レベッカが客室の前で鍵の一つをレイに渡そうとしていると、
「動くな!」
突然、レベッカの背後の客室が開き、中から黒髪の男性がレベッカに向けて剣を突きつけた。
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