第九話

5/9
前へ
/285ページ
次へ
「で?あなた誰?」 ネールは怒りを含んだ声で剣を男の首に突き出して言った。 「お、俺は、ワインセ・ラートだ・・・。」 「ふーん、で?なんでこんなことしたの?」 続いてアリアが言った。 「いや、名乗ったんだから次はそっ「なんでこんなことしたの?」・・・・・・魔人と勘違いしていました。」 「そんなのはレベッカに言ってた言葉で分かるよ。 なんでレベッカの言葉を聞かなかったのさ?」 「それはこんな町に人間が来るなんて思うわけないだろ!」 ワインセは叫ぶように言った。 するとレイに抱きついていたレベッカが首だけワインセに向けて睨みつける。と、同時に他の女性陣も彼を睨んだ。 『最・低(です)!』 「女って・・・怖いです・・・。」 「・・・そうだな・・・」 レイとシエトは傍観していた。
/285ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1018人が本棚に入れています
本棚に追加