第九話

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結局、他の宿にやってきたレイたち。 「生き残りは・・・いたな・・・」 現在、眠る子供二人をおいて会議中。 「そう・・・ですね。」 「レベッカにやったことは許せないけど、あいつもあいつで一人で頑張ってきたんだよ。」 「そうね。他に生存者はいないみたいだし、この町の最後の生き残り、だと思うわ。いたら集まってるはずよ。」 「そういえば、生存者を見つけたらどうする気だったの?」 フリムの質問で全員がレベッカを見る。 「・・・」 「・・・」 「・・・」 「・・・」 「えっと・・・その・・・何も、考えてませんでした。」 その場にいたレベッカ以外の全員がため息をついた。
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