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「はぁ・・・二手に分かれるなんて面倒なことしてくれるねぇ・・・」
ギンはレベッカたちの向かう方を追いかける。
「とりあえず姫がいる方を追いかけてきたが・・・あっちも気になるんだよな。」
レイたちのいた方を見て呟いた。
「主力の二人をあっちに回すなんて・・・対してこっちは重力使いに格闘馬鹿、落ちこぼれらしい少年君と姫様。
しかも重力使いと馬鹿はそんなに仲が良いわけでもない。」
「どうしたの?アンリ。」
拳を握りしめているアンリにフリムが尋ねた。
「・・・・・・なんだか無性に腹が立ってきましたわ。」
「大丈夫なのか?それにあいつは・・・ただの人間。何をする気なんだ?」
ギンは疑問に思いながらレベッカたちを追跡した。
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