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「まさか、そういうところに来ちゃったの!?」
「そんなことはない・・・ここであっている・・・」
レイは地図を広げて言った。
「じゃあ、そういうところになっちゃった町なんだね。」
「そうね・・・だとすると、とにかくここを出なきゃ。見つかったらいくらなんでもこの数に勝てる気がしないわ。」
「そうだな・・・」
レイたちが移動しようと立ち上がると
「ちょっと待った。」
三人の背後から声が聞こえた。
「なんだ・・・」
レイが振り返ると、一人の魔人がいた。
「とりあえず、あとで話すから来てくれ。みんな!」
魔人が呼ぶと、他の魔人がぞろぞろとレイたちを囲んだ。
「じゃあ行こう。」
魔人が歩き始めると、周りを囲んでいる他の魔人も歩き出し、動けない三人はそれについていくしか無かった。
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